鍾会、人を推挙するの巻
鍾会は、王安豊(王戎)のことを評して、こう言いました。
「戎君は、はっきりと人の気持ちを理解することができる」
また、こうも言いました。
「裴公(裴楷)の談義は、何日経っても尽きない」
吏部郎に欠員ができたときに、司馬昭は誰か適任な人間はいないかと鍾会に尋ねました。そこで鍾会は答えます。
「裴楷は清通、王戎は簡要。ともに候補として不足はありません」
そこで司馬昭は裴楷を用いることにしました。
…予言は自分で成就。
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「賞誉5」より。
賞誉6と話が似てますね。こいつは出世すると言っておいて、推挙したのは自分かい!みたいなツッコミをしていいですか? いや、もちろん、その後の出世は彼ら自身の力によるものと思いますが。