7日目という名の後書き

西安咸陽国際空港→→北京首都国際空港→→新東京国際空港

帰国

カエル左画像は、4日目に訪れた武侯墓にあったごみ箱。いや、「箱」じゃないですねコレ。武侯とカエルの関連性はいかに。

この日は、ひたすら帰るだけでした。西安咸陽国際空港から国内線(中国東方航空=MU。エアバスA320-214)で北京首都国際空港へ。およそ3時間ほどの待ち時間の後に中国国際航空(CA。B757-200)で新東京国際空港へ。

西安咸陽国際空港のセキュリティチェックで、Mさんが酒を持っていたので引っかかってました…。中国は機内への酒持ち込みは一切禁止なので、必ず預けましょう。昔、それが原因で飛行機が墜落したことがあるのだそうです。で、Mさんは結局その酒を放棄することに。

中国東方航空は、かつてのJAS・ANAと似たようなもので、中国南方航空とともに国内線中心という位置づけです(国内線オンリーではないので、日本にも就航しています)。…で。「中国之翼」中国国際航空よりも飛行機がキレイで新しくて座席がちょっと広かったですよ! モニターも当然壊れてない!
姉にその話をしたら「国内線の方がキレイって、ありがち」と言われました。予算の都合もありましょうが、もうちょっとキレイでゆとりのある飛行機プリーズ(コラ)。

いや、JALにせよCAにせよ、国旗を背負ってフライトしてるわけで、その国の顔みたいなものですからね……外国に飛んだ際、国のイメージにもつながるわけで。

北京首都国際空港は、首都の空港、しかも国内線と国際線で同じ空港(日本のように分けていない)だけあって、かなり巨大でした。北京五輪も相当意識してました。探索し甲斐のある空港だったとは思うのですが、この時点で体調が明らかにおかしかった私は負け組(秦嶺缶詰が原因)。あまり探検できなかったので空港画像もないです。よく普通に帰国できたな私。

北京からの離陸は、ほとんど待ちませんでした。出発から離陸まで1時間もかかるのは国内線だけみたいです。

夜9時25分、新東京国際空港に到着。夜遅いだけあって、空港は閑散としてましたよ! それでも、入国審査終わって荷物引き取ったりしてるうちに、ゲートを出た頃には10時5分。10時ちょうどのスカイライナーの最終が出てしまいました。おそらくそうなるだろうと思ってホテルは取っておきました。的中です。

ホテル毎回変えよう作戦の元に、今回は「成田エアポートレストハウス」へ。ビジネスホテルにレストランと売店をくっつけた感じのホテルでした。どちらも夜遅かったので営業してませんでしたが…。疲労感と体調不良で、チェックアウト間際まで爆睡。あやうく時間オーバーして追加料金取られるところでした。

海外からの帰国は、金を積んででも直行便があれば直行便にしたいと痛感したこの日。体調不良もあり経由はツラかったです。成田に着くのも夜遅くになってしまいますし。

それから後のこと

そんなわけで、6泊7日…いや、実質8泊9日の長い旅は終わりました。

おそらくこの機会でなければもう行くチャンスは二度となかろうと、かなり無理してスケジュール組んだわけですが。文中にも既に書いた通り、剣門関山登りが一番印象に残っています。環境としては、シャワーは出ないわ・お湯は出ないわ・トイレはものすごいわでしたが、それも思い出。漢中旅行社のお三方もいい人たちでしたよ。いろいろありましたけども、面白い旅行だったです。

それから後は人生最大の風邪に襲われて半月立ち直れず、「風邪の諸症状」と言われるものがすべて発症するというロクでもない目に遭っていたのですが、まあ・それも思い出の一環ですかね。医者は「疲れが溜まってたんでしょうね」だそうです。

そして、そんな私に会社の社内報担当者が「藍川さん、社内報に旅行記書いてくださいよー」。

何 で す と !?

余談メモ。

中国のトイレはとりあえず、故障してなければ御の字、紙があれば感動、個室になっていれば神。一見、水洗に見えても、流れない・水が出ないは当たり前。安心して入れるのはホテルのトイレくらい(笑)。


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